本が大好きな私がエッセイや随筆にハマる

私が今ハマっているのは、文豪たちのエッセイや随筆です。
始まりは、ちょっとしたことでした。ある方が本が大好きな私みたいな人には森茉莉(森鴎外の娘さん)が向いていると発言しているのを見て、エッセイを買ってみたのです。

そしたら、見る見るうちに引き込まれました。娘である森茉莉からみた、従来のイメージを覆す親バカな森鴎外。厳しいけどユーモアのある室生犀星。

名前だけ知っていた文学者たちの素顔が見えて、とても面白く思いました。
それからは、ゴロゴロと坂を転がり落ちていきました。幸田露伴の娘の幸田文さんの、落ち着いた文章。有名な北原白秋の、樺太滞在記。鏑木清方が明治の東京を振り返った、とても絵画のような随筆。父親の趣味が近代文学だったため、探せば探すほど様々な随筆やエッセイ、伝記が発見されて、遂には本棚を二つ使って小説家本人に迫るゾーンを作ってしまいました。

そんな私の今のお気に入りは、北原白秋の樺太滞在記、『フレップ・ドリップ』です。全編が白秋らしい詩的な文章に貫かれていて、うっとりしてしまいます。

皆さんも、近代文学には苦手意識があるかもしれませんが、是非とも、随筆などから入ってみてほしいです。